親知らずの抜歯【手術当日】

そもそもなんで親知らず抜歯の体験記を残そうと思ったのか。それは私自身がそういった記事を読み漁ったからです。未体験の痛みと不安で夜なんか全然眠れないし、そんな時に本当に先人達の体験談に救われたので、これから抜歯する人に向けて私も記録を残せたらなぁと思っています。


では本題に戻ります。

親知らず周辺が炎症を起こしていると手術が出来ないので、抗生剤を何日か服用することに。

薬が切れると痛みは出るものの、ある程度炎症が落ち着いたので手術の日程を決め、その日に向けて体調を整えます。手術当日まではあまり体に負荷をかけずに、予定日を迎えました。

簡単に手術の説明を受け、その後の気をつけることなんかもざっと説明を受けました。説明の中で一番気になったのは、顎の神経に干渉してしまった場合に、口に痺れが残るかもしれないとのこと(100人いたら2人くらい症状が出るらしい)。レントゲンで見た感じ、親知らずの根元が神経ギリギリの位置にあったので、懸念が残ります。

手術中は麻酔が効いているため痛みはないとのこと。ネットで事前に仕込んでいた情報でも手術中は痛みはないよ!とのこと。

麻酔を打ち、薬が効いてきた頃合いに手術を開始。ゴリゴリ削ったりなんやらするのですが、麻酔がしっかり効いているので痛みはなし!ほとんど目をつぶっていたので何をされていたのか分かりませんが、恐らく出てる頭を削る、歯茎を切開する、根を抜く、という事をしていたのだと思います。

切開するところまではほぼ無痛、順調に行われたのですが、ここからがキツかった。

根がぶっとい、かつ曲がっているらしく、すぽっと抜けないとのこと。

根っこを左右にグリグリと振りながら徐々に抜いていく感じになったのですが、これがめちゃめちゃ痛い。痛かったら言ってくださいと言われ、すかさずめちゃめちゃ痛いですと伝え、追加の麻酔を。

少し痛みは落ち着いたものの、深いズキズキした痛み。もうこれ以上痛い痛い言ってると手術が終わらないと思い我慢。薄々感じてはいたのですが、麻酔が効きづらい体質なんだと思います。

我慢の甲斐があってか、なんとか手術時間も30分かかるかかからないかくらいで終了。調子はどうですかと聞かれ、すごい痛いですと伝える。この辺までで、一般的な状況だと手術中から2時間くらいは皆痛みはないらしいですが、私は既にズキズキのズキでした。

親知らずの根元は神経を避けていた様で、痺れなどはないとのこと。ただ、リンパの近くに干渉したため、喉が腫れるかもねと言われました。

この痛み、今夜は眠れないだろうなと思っていましたが、案の定痛み止めを飲んでも眠れませんでした。喉も腫れて、喉風邪を引いた様な感じ。

親知らずの抜歯【事の始まり】

皆さんは親知らず、生えてますか?そして抜きましたか?

親知らずはそもそも生えてこない人もいたり、まっすぐ生えていたり、横向きに生えていたり、歯茎に埋まっていたりと状況は人それぞれありますが、

私は生えていました。4本。

それぞれ埋まってたり、横向いてたり、なんでもござれ。

その中の一本で、左奥の親知らず。奥歯に向かって横向きに生えており、頭が半分ほど出ていました。気になり始めたのは20代半ばくらいだったかなぁ。当時はそこまでに気にもならなかったのですが、年々と疲れが出るとその奥歯周辺が痛むように。そのような生え方をしている親知らずは、どうしても歯磨きが行き届かないようで、少しづつ虫歯が進行していたようです。

仕事が少し落ち着き、なんとなく、ただなんとなく歯医者に歯科検診に行ってみるかと思ったのが全ての始まりでした。

検診の結果としては、虫歯らしい虫歯はなく、ほっと胸をなでおろしたのですが、お医者様が一言、「親知らずの部分が少し気になりますね。」

レントゲンでは異常はなさそうだったのですが、奥歯と親知らずの間は目視することができず、削ってみないとわからないとのこと。実際、疲れると痛みが出るし、この際、長年の頭痛の種を排除してもらうか!と思い治療を依頼。

いざ歯を削りだしたら中々虫歯が進行していたようで、どんどん削る削る!これ親知らず無くなるんじゃないかと思うくらい削られました(体感)。取り敢えず見える部分の虫歯は治療出来たらしく、その日は何事もなく終了。あー取り敢えずこれで親知らずが痛むのは無くなったのかな?なんて思っていたのですが、2、3日したらどんどん痛みが出てくるじゃあないか!

すごい痛むんですけど!歯医者さんに駆け込み、炎症が起きてる可能性があるので、抗生剤をもらう。4日くらい飲んだかな。少しづつ痛みは治るも、薬を飲まなくなったらまた痛むを繰り返し、もう流石にこれは、

抜くしかない

覚悟を決めました。決意を伝えると、取り敢えず炎症してると麻酔効かないから落ち着いたら考えましょうということでガックシ。ここまでで一ヶ月くらいかな。だらだらと歯が痛い期間が続きました。

空き家改修の話

今日はちょっと毛色が変わって、拠点関連のお話。

実はまだ定住する家が整っていなくて、野菜作りだったりパン作りと並行して家の整備もしてます。ただその空き家がなかなかの曲者で。

まずもって家選びから結構時間かかった。長く住みたかったし、何より住居兼店舗のような形を取れる間取りが理想だったので、なかなか条件を満たす物件がなかったね。

漠然と、田舎なら空き家とかいっぱいあるんでしょ?とか思いませんか?僕はそう思ってました。実際、空き家は多分たくさんあるんだと思います。ただ、

住める空き家はずぇんずぇんないんです。

もう人が住まなくなって何十年経ってボロボロとか、荷物(仏壇とか)だらけとか。これじゃあ地方に空き家がどんどん増えていくわけだ。空き家問題の本質を目の当たりにしました。

そんな中で、僕の求める空き家の条件だったのは、

  • 住居兼店舗スペースが確保できる
  • 何台か分の駐車スペースが確保できる
  • ある程度通りに面してる
  • 景観やよし

条件自体が少々ハードル高いかなぁなんて気もしてたんだけど、ここはあまり妥協できないかなということで厳しめに。折角気持ちのいい山間部に移住するんだし、景色は外したく無かったかな。

そんなこんなで一年くらいは空き家探しをしていた際に、ある程度条件を満たした物件が見つかり、そこを借りてやっていこうということになりはしたんだけど。

そのお家がまぁ荷物やらなんやらがすごい。正直初めて見たときは「無理かも」と思いはしたけど、それ以外はほとんど望む条件を満たしていたので気合いを入れて大量の荷物たちと向き合うことに。

片付けを始めたのが4月とかくらい。今が9月の頭。

まだ片付けは終わっておりません。

家主の方に話を聞くに、そのお家、なんと築200年だそうで。

江戸時代からあるんだって。いまいちピンと来なさすぎては〜そうなんですかぁなんて相槌を打ったけど、実際それが本当だったらかなり凄いよね。なんとか文化財とかに指定されるんじゃなかろうか。いわゆる古民家〜とか言ってるのだって、せいぜい50年とか100年くらいでしょ。200年て・・・

まぁ200年も建ってるわけで荷物もそらー大量なわけだ。
だけど当初よりはだいぶ綺麗になった!近いうちにリノベーションの記録も投稿していけたらと思っています。

で、今回の投稿で言いたかったことはこれとは別にもう一つ。

片付けをしてる最中に窓際で一休みしてたら視線の端に映る黒い影がありまして、おやとおもってよく見たら黒い子猫が毛繕いをしてたんです。

そのときはありふれた野良猫かなと思って作業に戻ったんだけど、翌日も様子を見たらそこにいたので、これはもしや住み着いてるのかなぁなんて。気になったのは親猫が周りに見当たらないこと。猫のサイズ感とか年齢なんかは全然わからないんですけど、多分独り立ちするには少々早いのではと思う手の平に乗るくらいのサイズ。

これも何かの縁なのかな、と思いこの猫との関わりも今後記録していけたらなと思っています。