小麦栽培ふりかえり【ユメカオリ(播種)】

なんだか今年の梅雨はよく降るなぁ。まぁ本来梅雨ってこんなもんなのかな?

近年の梅雨が「から梅雨」ばっかりだったから、ありがたいような困ったような・・・

農業と天気ってほんと難しい。

雨の晴れ間を見つけては小麦の収穫を進行中。とりあえず今年まいたユメカオリとスペルトのうちの前者の収穫が終わったので、栽培の工程をまとめておこう。

播種
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タネはJAで購入。初めての栽培ということで少量にしようという話だったんだけど、どうせ遊んでる畑ばっかなのでいっぱいまいたれ〜てなことで30kg買って、最終的には20kgくらいは蒔いたのかな。10aに7kgくらいの播種量。

理想の最終段階としては35kgくらい蒔いて、収量が予定通りになれば問題なし。

播種の方法としてはごんべえを使用。深さは2〜3cm。条間は40cm。

播種タイミングは11/12~13(木),11/18(黒),11/28(杉)

検討
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まずはタネの準備から。今回はJAで安く購入することが出来たので、買うならまたJAかな。ただ麦は基本的にはタネを保存して来年またまくという事が出来るので、今年のものを使う予定。

なのだが、問題が一つ。病気が出たタネをまくとその病気がまた出てしまうらしいのだ。カビの病気?があるらしく、ちゃんとその見極めが必要そう。心配なら毎年タネは更新してもいいかもしれないけど、できれば土地に順応していったタネを使っていきたい気持ちが強いかな。

播種の方法については、播種機ごんべえにて行なったが、問題は無かった。しかしとにかく手間。機械化出来るのならしたい。深さみぞも問題はなかったし、条間もちょうどよかったのではなかろうか。麦は除草が大変だということを方々から聞いていたので、果たしてどれだけ草だらけに成るかと思っていたが、麦のアレロパシーが効いたのか、草まけは全くといっていいほどなかった。

播種時期も問題は無かったのかなぁと思う。一番早いタイミングのものも遅いものもちゃんと出来たので、次回も同じような時期にまこう。

「草を生やす」とはまさにこのこと

小麦刈り作業が慌ただしく最近更新が滞りがちになってしまた

とりあえずひと段落ついたので、ほったらかしになってた夏野菜たちの管理を・・・

この梅雨時期、一雨ごとに雑草が伸びる伸びる。気づいたら夏野菜が埋もれてる状況

ここでサボると梅雨明け後にはしっかり根付いた雑草が夏野菜を排除してしまってまともに収量が出ないので、踏ん張りどころ。手鎌をぶん回していく!

うちのキュウリは地這え方式で栽培してるので、ただでさえ成ってるのを見つけるのが困難なんだけど、それに加えて雑草も加わるともはや宝探し

うっかりしてるとこんなことに

いつからネットでは「w」を草が生えると言い出したのかわかんないけど、全然笑えねー・・・

小麦刈り 〜 バインダー 〜

今年はバインダーにて刈り取りして脱穀はハーベスターを使う運用にて小麦収穫作業を進めた。最終的にはコンバインにて一発でやれればかな〜り省力化できるのでそうしたいところだが、そんな気軽に調達できる機械でもないので・・・

ということで、今回使用した農機のノウハウあれこれをまとめておこう 

バインダーについて

機能を簡潔にまとめると、米麦の刈り取り&結束をしてくれる農機

使用する際に注意することとしては、結束に使用するバインダー紐の管理。というのは、長く放置してあった紐を使用すると劣化して切れやすくなって上手く結束できなかったり、紐が上手く排出されなくて絡んでしまったりするのだ。現に今回、いつ買ったのかわからないような物を使ったら全然使い物にならず新しいものを買いに走るはめに。

あと気にした方がいいのは注油。麦を切断する際に動く刈刃があるのだが、メンテせず使い続けると切れ味が落ちてくるので刃に対しての注油は意識する必要がある。とはいえそんなに手間のかかることではなく、注油機構が標準装備でついているのだ!おもしろいよなぁ