ふかふかの畳、その下に広がるは歴史。

一番日当たりが悪い和室で、部分的にふかふかしている畳があったため、シロアリとかがいたらやだなぁと少し恐怖だったが、意を決して開けることに。

ふかふかしていた箇所は、木はボロボロに朽ちてはいたものの、シロアリはおらず。リアル「ありだー!」を回避できてホッと胸をなでおろす。大工さんに聞いたところ、乾燥していればどこかに行ってしまうとのこと。そーゆーもんなんだ・・・

実は、床の状態云々とは別に、和室(畳)断熱というのを試みるつもりではあったので、事前に色々調べていたところ、古民家の和室を低予算で断熱DIYするという記事を読み、

お、これは良い!我が家でも採用してみようと考えてはいたのですが、畳下の断熱、意外といろんな人が検討している課題のようで、意見が多種多様。

畳という調湿機能のあるとてもいい断熱材に対して、その底を気密するというのは矛盾しているのでは?なんて意見もあったりして、う〜ん、一体何が正解なんだ?

私は、そんな時は「現状(歴史)」を思い浮かべるにことにしています。

我が家の床は、畳を剥がした裏にはほとんど何も敷いてある状態ではありませんでした。かと言ってカビだらけで床が至る所で腐ってるということもなく、長い期間状態を維持できているということは、この「現状」はある意味正しい状態であるということ。

当初は勇み足で、やれること盛り盛りでやればいいのでは?と思っていましたが、なんでもかんでもやればいいということではない。

DIYとは、DIYしないことである。

リノベーションブルーの中で、私は真理に触れてしまったのかもしれない(リポDのキメすぎ)