今日はちょっと毛色が変わって、拠点関連のお話。
実はまだ定住する家が整っていなくて、野菜作りだったりパン作りと並行して家の整備もしてます。ただその空き家がなかなかの曲者で。
まずもって家選びから結構時間かかった。長く住みたかったし、何より住居兼店舗のような形を取れる間取りが理想だったので、なかなか条件を満たす物件がなかったね。
漠然と、田舎なら空き家とかいっぱいあるんでしょ?とか思いませんか?僕はそう思ってました。実際、空き家は多分たくさんあるんだと思います。ただ、
住める空き家はずぇんずぇんないんです。
もう人が住まなくなって何十年経ってボロボロとか、荷物(仏壇とか)だらけとか。これじゃあ地方に空き家がどんどん増えていくわけだ。空き家問題の本質を目の当たりにしました。
そんな中で、僕の求める空き家の条件だったのは、
- 住居兼店舗スペースが確保できる
- 何台か分の駐車スペースが確保できる
- ある程度通りに面してる
- 景観やよし
条件自体が少々ハードル高いかなぁなんて気もしてたんだけど、ここはあまり妥協できないかなということで厳しめに。折角気持ちのいい山間部に移住するんだし、景色は外したく無かったかな。
そんなこんなで一年くらいは空き家探しをしていた際に、ある程度条件を満たした物件が見つかり、そこを借りてやっていこうということになりはしたんだけど。
そのお家がまぁ荷物やらなんやらがすごい。正直初めて見たときは「無理かも」と思いはしたけど、それ以外はほとんど望む条件を満たしていたので気合いを入れて大量の荷物たちと向き合うことに。
片付けを始めたのが4月とかくらい。今が9月の頭。
まだ片付けは終わっておりません。
家主の方に話を聞くに、そのお家、なんと築200年だそうで。
江戸時代からあるんだって。いまいちピンと来なさすぎては〜そうなんですかぁなんて相槌を打ったけど、実際それが本当だったらかなり凄いよね。なんとか文化財とかに指定されるんじゃなかろうか。いわゆる古民家〜とか言ってるのだって、せいぜい50年とか100年くらいでしょ。200年て・・・
まぁ200年も建ってるわけで荷物もそらー大量なわけだ。
だけど当初よりはだいぶ綺麗になった!近いうちにリノベーションの記録も投稿していけたらと思っています。
で、今回の投稿で言いたかったことはこれとは別にもう一つ。
片付けをしてる最中に窓際で一休みしてたら視線の端に映る黒い影がありまして、おやとおもってよく見たら黒い子猫が毛繕いをしてたんです。
そのときはありふれた野良猫かなと思って作業に戻ったんだけど、翌日も様子を見たらそこにいたので、これはもしや住み着いてるのかなぁなんて。気になったのは親猫が周りに見当たらないこと。猫のサイズ感とか年齢なんかは全然わからないんですけど、多分独り立ちするには少々早いのではと思う手の平に乗るくらいのサイズ。
これも何かの縁なのかな、と思いこの猫との関わりも今後記録していけたらなと思っています。